始球式をしてきた。
SNSにもアップして、
それなりに反響あった。



以下は始球式の何日か前に書いて、
アップしなかった記事です。
なかなかに緊張している。




BCリーグ、
富山サンダーバーズの試合の
始球式で、俺が投げることになった。


この話をもらって以来、
何かをせずにはいられなくなり
とりあえずランニングを始めた。


うろ覚えだが、
別所毅彦が沢村栄治に
「とにかく腕を振って走れ」
とアドバイスされたのだとか。

なぜかこのエピソードを思い出し、
とりあえず走り始めた。

俺はとにかく
長距離走るのが嫌いで、
それが嫌で野球部を辞めたほど。

だが、始球式の話をいただき、
どうしたらいいか
わからないので、
中学生の時以来ぶりに
とりあえず走っている。


始球式なので1球しか投げないし、
始球式なので
くそボールを投げてもいいのだろうが
もと野球少年としては、
野球に対して失礼のないようにしたい
という気持ちがある。


先発ピッチャーよりも
俺が先に投げるわけだから、
安っぽい気持ちでマウンドを汚したくない。

巨人の星とか読みすぎて、
変な精神論みたいになっているが
残念ながらそれが結構好きなんだ。


まぁ、俺も
40も過ぎた素人なので
たいしたボールは投げれないだろう。
しかし、自分なりの
いいストレートを投げないと、
俺は俺を許せない。





俺は30年ほど
野球、というか運動をしてこなかった。

なぜならば
健康のためにジム通うとか
ダイエットのため運動するとか
そういうのを心底ダサい、
俺はロックだ健康なんざくそくらえ
と思って生きてきたからだ。

若いときにロックを
都合よく解釈してかぶれすぎたな…





さて!
投球練習をするために
グローブと練習用に
軟球も硬球も買った。

ザ・首里城メンバーや
草野球歴20年以上の兄に
つきあってもらって、
キャッチボールや投球練習もした。

久々に取り組んでみて、
単純に野球は楽しい。


もう今さら試合や
チームプレイはしたくないけどな。



BCリーグのことはよく知らない。

BCリーグの選手も
プロ野球選手だと思うが、
人気、実力ともに上のレベルとして
NPBやMLBというプロの世界があるのだろう。

富山サンダーバーズは
NPBで有名だった選手が
監督だったり、
NPBを解雇されたり引退した人、
NPB入りを目指している若者など
いろんな人たちがいるようだ。

NPB関係者がまったく知らない
ものすごい才能の選手なんかも
いるんじゃないかと思う。

他のBCリーグのチームも
似たような感じなのだと推測する。

BCリーグは俺がいる
インディーズのバンドや
音楽の界隈とちょっと似てる気がする。


ただの勘違いかもしれないが、
勝手に親近感を覚えたのもあり、
やっぱり一生懸命やらんとなぁ〜
と思うわけです。


最近は野球をやっていたころの
ことをよく思い出す。
亡くなったチームメイトもいるが、
思い出すのは楽しかったことばかりだ。



いい機会をもらった。
感謝している。



と、ここまでがアップしなかった記事。
振り返ると、なかなかに緊張していた。

始球式が終わった。

プロレベルからすると
全力のスローボールだし、
昔はもっと全身を使ったフォームで
速い球を投げられたような気がする。
が、まぁ、俺の球はこんなもんだろう。

自分のベストは尽くせた。悔いなし。

俺は緊張しないと、
結果を残せないタイプだ。

走ることで緊張感をキープできたので、
ロードワークは無駄ではなかった。

次は磔磔ワンマンにむけて
緊張するぞ!!!




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